家具に使われている木材はさまざまな種類があります。
たくさんの木の種類がある中でも、手触りや木の質感、どういった特徴があるのかを皆さんに共有したいと思います。
Baumで取り扱っている無垢材
Baumでは、天然無垢の木材という無垢材と呼ばれる木を使用しています。
無垢材には熱を通しにくい断熱性が高い特徴があります。
自然の木をそのまま使っているため加工しやすく、家具作りでの人気も高いです。
実際にBaumでも、長年使っていた無垢材の家具をリメイクしたいというお客様からオーダーをいただいたことがあります。
愛着のある家具を新しく別の家具に作り替えてまた使ってもらえる。
そんな楽しみ方もできる無垢材です。
無垢材の樹種
無垢材にも種類がたくさんありますが、その中でもBaumの家具によく使用している人気の木材をご紹介したいと思います。
‣ウォールナット
世界三大銘木ともいわれる高級木材の一つです。
硬く丈夫なため、楽器にも使用されています。
ウォールナットの特徴といえば濃く深い色合いに狂いのない木目です。
ツヤのある見た目が高級感があってとても素敵なんです!
木材は水分を含んだり乾燥からひび割れが起きたり、環境によって反りなどが起こることがありますが
ウォールナットは硬く強度があるため、長期にわたり使用していただくことができます。
‣オーク
Baumには、ナチュラル/ダークブラウンと2種類のカラーをご用意しております。
ナチュラル
木そのものの良さを一番感じてもらえる自然な色合い。
名前の通りナチュラルな印象を与えてくれるので、白ベースのお家にも相性抜群です。
オーク材の木目は大きくはっきりしていますが、ナチュラルはそこまで主張がなくシンプルな見た目からテレビ台やキャビネット、鏡の淵など大きい家具にもおススメです。
こんな風に家具一式、材種や色を合わせることでまとまりも出て清潔感を出すことができます。
ダークブラウン
濃い色を塗装することで木目がはっきりと浮かび上がり、インダストリアル家具としても人気の材種です。
中でもオーク材は耐水性にも優れ、メリハリのある綺麗な木目が特徴の木材です。
重厚感のある見た目から、実際にBaumでもダイニングテーブルの木材として人気があります。
同じオーク材でもこのように色味で見た目や雰囲気が変わるのでおもしろいですよね。
お家の雰囲気に合わせて色を使い分けることで、インテリアの雰囲気もガラッと変わり家具のレイアウトをもっと楽しんでいただけます。
‣スギ
スギ材は日本で手に入り、家具作りでは一番メジャーな木材ともいわれています。
柔らかく加工しやすいですが傷がつきやすいデメリットがあります。
ですが、ほかの木材に比べて木に空気が多く含まれていて比較的軽量なので持ち運びはそこまで難しくありません。
軽いという部分が家具作りにぴったりだと思います。
また、温かみのある手触りもスギ材のおすすめポイントです。
床材に使われる方も多いみたいです。
‣古材足場板
工事現場などの作業時に使用される足場板を、あえてペンキ跡などをそのまま残した木材。
ヴィンテージ感が強く、Baumのショールーム内でも床材や階段、壁にもたくさん使用しています。
足場板に使われていたので天板も長く、自分でカットして加工するのにもおススメです!
DIYなどオシャレな家具作りにはもってこいの木材。
Baumではそのままの状態の未洗浄の足場板と、ある程度表面を整えた洗浄済みの足場板からお選びいただけます。
‣ポプラ
白っぽい色が特徴のポプラ。
釘を打っても割れができないほど柔らかく、DIYにも人気の木材なんです。
Baumではポプラの天板をカットしカッティングプレートとして販売しております!
木材自体が白っぽく木目がはっきりしているのでカッティングプレートそれぞれ見た目が違います。
あまり見かけないデザインが素敵ですよね。
木のラフ仕上げについて
Baumでは家具に使用する木材全て、節、割れ、荒木部分、製材跡などをあえて残し、木の本来の姿をなるべく取り入れたスタイルを大切にしています。
節の部分にささくれが残っていたり、荒木の接ぎ合わせ部分に段差があったり、そのままの状態をデザインとしてかっこよく活かしています。
また、木材の自然な風合いや味を残すため、仕上げはオイルフィニッシュ+蜜蝋ワックス仕上げとなります。
ワックスで仕上げることによって自然な木の温かみやツヤをより感じていただけます。
木はあえて節のあるものを。
素材の良さを活かした家具作りがBaumオリジナルなんです。
木のメンテナンス
無垢の木は天然素材なので、家具として加工した後でも環境によって変化することがあります。
では普段からどんなメンテナンスをすればいいのか。
【いつも注意すること】
・コップの水滴をそのままにしない
材種によって耐水性のある木材もありますが、長時間木の表面に水が触れた状態が続いてしまうと白く輪じみができてしまいます。
普段からコースターやランチョンマットなどを使用していただくことを推薦させていただいております。
・熱い食器を直接置かない
熱いものやざらつきのあるお皿を置くと変色の原因になります。
鍋敷きを敷いて直接置くことを避けてください。
・水ぶきより乾拭き
普段の掃除は乾拭きでほこりなどを取っていただき、濡れたタオルで拭き取る場合はよく絞っていただき拭いた後に乾拭きをしてください。
天板に水分が残っていない状態にすることで、変色を防ぐことができます。
【メンテナンス方法】
用意するもの
・サンドペーパー(粗さ 120/240/600)
・スポンジ
・ワックス
・ウエスタオル
①輪じみや汚れが気になる部分を中心に天板をサンドペーパーで削ります。
(240から使用し、しみが取れないようであれば120で削ってください)
②ある程度輪じみが取れたら600で表面を削って整えます。
③削りかすをタオルで拭き取り、スポンジで少しづつワックスを伸ばしながら塗っていきます。
④ウエスタオルでワックスを拭き取ったら1日乾かします。
メンテナンスに使う用品はBaumで販売しております。
こちらからご覧ください。
こちらメンテナンスを定期的にしていただくと、きれいな状態を長く保つことができます。
メンテナンス方法をInstagramにも動画で投稿していますので是非参考にしてみてください!
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