家具の特徴・注意事項
当店の家具は全て自社工房の職人による手作り。
一つ一つ丁寧に製作しているため、納期にお時間を頂きます。
木材は節のあるものを、鉄は黒皮鉄、
皮革はタンニン鞣しのヌメ革を。
どれも素材の良さを損なわないオイル仕上げで。
全ての素材の持つ良さを生かした
ものづくりが特徴となっておりますため、
すべてラフ仕上げを基本としております。
一つ一つ自社工房の職人による手作りなので全てが一点物。
それぞれ風合いやサイズ感などに
個体差があることをご理解頂けますと幸いです。
また商品写真につきましても
ご覧いただいているモニターやデバイスなど、撮影環境により
実際の商品と色味のイメージが異なる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
これらを必ずご理解・ご了承いただいた上での
ご購入をお願い致します。
木のラフ仕上げについて
Baumで使用する木材は全て、節、割れ、荒木部分、製材跡などをあえて残し、木の本来の姿をなるべく取り入れたスタイルとなります。なので節の部分にささくれが残っていたり、荒木の接ぎ合わせ部分に段差があったりします。それらすべてをデザインとして取り入れているため、ご理解いただいた上でのご購入をお願い致しております。また、木材の自然な風合いや味を残すため、仕上げはオイルフィニッシュ+蜜蝋ワックス仕上げとなります。
鉄のラフ仕上げについて
鉄(アイアン)は無骨さを活かすため基本は未塗装(オイル仕上げ)の黒皮材となります。(一部、酸洗材も使用)黒皮とは塗装とは別で鉄を精製する際にできる皮膜のことです。自然にできるものだからこそ物により色の濃淡に差異が生じます。また、溶接跡や製作時のキズなども本来は磨かれ塗装で隠されてしまうのですが、Baumではあえてそのまま残しております。なので全く同じものはなく、製作のたびそれぞれに違う表情や個体差があります。こういった黒皮材の持つ素材の良さをデザインとして取り入れております。また一点一点、熟練の職人が手作業にて製作は致しておりますが、鉄の性質上、サイズに多少の誤差など出る場合もございます。そういったこともご理解の上でのご購入をお願い致しております。
皮革のラフ仕上げについて
Baumの革は牛ではなく馬革を使っております。その馬革をタンニンで鞣した後、仕上げにロウ引きをしております。その為、使い込むほどにいいツヤといい味が出てきます。革も一般的にはウレタン塗装などを施しますが、そのような加工は傷を消し、耐久性を上げるためのものであって、素材の持つ本質を損なうと考えております。Baumでは木や鉄と同様、そのような加工は施さず、革本来の素材の良さを大切に仕上げております。その革を使って仕上げた椅子やソファたちは、使い込むほどにいい味が出て使う人と共に歳を取っていきます。
無垢材のお手入れと注意点
Baumでは木の質感を大切にするため、一般的なウレタン塗装などのコーティングをせずオイルフィニッシュと蜜蝋ワックスで自然に仕上げております。だから、長く使えば使うほどいい風合いが出てきます。天然の無垢材はひとつひとつ木目や色調が違うので、歳の取り方も人と同じように様々です。 あまり神経質になりすぎず、汚れやキズも味とし、愛着を持ってどんどん使っていただくほうがいい家具に仕上がります。その風合いを活かすためにも下記の点にご注意下さい。
黒皮鉄のお手入れと注意点
素材の良さを活かすためオイル仕上げとさせていただいておりますので、ご使用環境によっては若干の錆などが発生する場合もございます。それも経年劣化の味とし、人と同じように歳を重ねていくものとさせていただいておりますが錆を防ぎたい場合は、軽くサンドペーパーを当てていただき、錆止めのオイルやワックスなどを塗布していただければ大丈夫です。ワックスは当店でも販売致しております。
皮革のお手入れと注意点
普段のお手入れに関しては他の素材同様、特別何もする必要はありません。傷や汚れも味として使い込んで下さい。どうしても消したい傷などがある場合は、専用のワックスを塗布していただき馬毛ブラシで軽く磨いてあげて下さい。ワックスは当店でも販売しております。